通学できなさそうな「学園都市線の電車の時刻表」が、X上で話題になっています。

投稿したのは「@_yuzu_40」さんです。

当ポストは執筆時点で42万件を超えて表示されるなど大きな話題となっています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@_yuzu_40」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

記事の中では、北海道の2024年度の観光消費額単価についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

LIMO SNS部
北海道にある「学園都市線」の駅跡で撮影された、1日1本しか列車が来ない驚きの時刻表を取り上げました。「学園都市」という名前からは想像がつかない空欄だらけの時刻表と、かつての終着駅である新十津川駅跡の雰囲気に、ネット上でも驚きやノスタルジーを感じる声が集まっています。あわせて記事の後半では、北海道を訪れる観光客がどれくらいお金を使っているのか、2024年度の観光消費額単価のデータも分かりやすく解説しています。

1. この記事の3つのポイント

  •  北海道で撮影された電車「学園都市線」。空欄だらけの時刻表が話題
  •  「学園都市線」だが通学での利用は難しそう?「誰が利用するか謎」の声
  •  みんな北海道観光でいくら使う?北海道の2024年度の観光消費額単価について紹介

2. 北海道で撮影された「学園都市線」の時刻表が話題

1日1本しか通過しない?1/4

1日1本しか通過しない?

出所:@_yuzu_40

「これが学園都市線と名乗りながら通学もできない伝説の時刻表ですか...」

そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。写っているのは、JR北海道の鉄道路線「学園都市線」の時刻表です。

石狩当別方面行きの時刻表はほとんどが空欄で、10時に1度だけ列車が通過するようです。「学園都市線」という名前ながら、通学には向いていなさそうな時間配分です。

そんな写真が投稿されると、ポストにはたくさんの反響が集まりました。

 

駅跡さくら公園2/4

駅跡さくら公園

出所:@_yuzu_40

@_yuzu_40さんに投稿のきっかけを聞くと「北海道の駅や駅跡を巡ることが趣味で、その様子は日常的に投稿しております。今回は札沼線(学園都市線)の廃線区間をたどる中で、2020年まで終着駅として知られていた新十津川駅跡を訪れたので投稿しました」と説明してくれました。

駅跡は『駅跡さくら公園』として整備されています」とのこと。

3. 「こりゃあ珍百景」「誰が利用するか謎」の声

駅跡地さくら公園の様子3/4

駅跡地さくら公園の様子

出所:@_yuzu_40

投稿には多数のいいねに加え、

  • 「こりゃあ珍百景ですね」
  • 「始発が終電というやつですね」
  • 「誰が利用するか謎」

といった声が寄せられています。

こうした反響について@_yuzu_40さんは「もともと1日1往復しかないダイヤは当時の鉄道ファンの間では有名でした。しかし今回これだけ皆さんが驚いてくださったことで、私自身もいかに衝撃的な閑散ダイヤだったかということを、改めて感じさせられました」と話してくれましたよ。

4. 「学園都市線」と呼ばれる理由は

話題となった「札沼線(さっしょうせん)」こと「学園都市線」。

学園都市線と呼ばれる理由は、沿線に「北海道教育大学」や「北海道医療大学」といったキャンパスが複数あり、通学路として発展していたことが関連しているそうです。

5. 著者からの一言コメント

1日1往復しかないダイヤの、空欄だらけの時刻表。歴史を感じる時刻表はどこか味わい深く、ノルスタジックな雰囲気を感じました。(ライター 高橋さき)

6. みんな北海道観光でいくら使う?北海道の2024年度の観光消費額単価について紹介

北海道では外国人客による観光消費額単価が高い4/4

北海道では外国人客による観光消費額単価が高い

lkunl/shutterstock.com

ここからは記事の話題にちなんで北海道の観光消費額単価についてご紹介します。

観光消費額単価とは、旅行者一人あたりが旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。

北海道の公式サイトに掲載されている「北海道観光入込客数調査報告書 令和6(2024)年度」によると、2024年度の北海道における観光客一人あたりの観光消費額単価は、属性別に以下の結果になりました。

第1四半期(4~6月)

  • 道内客(日帰り):4613円
  • 道内客(宿泊):2万6716円
  • 道外客(日帰り):5万571円
  • 道外客(宿泊):8万4758円
  • 外国人客:11万2002円

第2四半期(7~9月)

  • 道内客(日帰り):4454円
  • 道内客(宿泊):2万4909円
  • 道外客(日帰り):1万9722円
  • 道外客(宿泊):11万4111円
  • 外国人客:11万4220円

第3四半期(10~12月)

  • 道内客(日帰り):6224円
  • 道内客(宿泊):3万7469円
  • 道外客(日帰り):6000円
  • 道外客(宿泊):8万4889円
  • 外国人客:21万2753円

第4四半期(1~3月)

  • 道内客(日帰り):4078円
  • 道内客(宿泊):2万6466円
  • 道外客(日帰り):1万4000円
  • 道外客(宿泊):7万2263円
  • 外国人客:15万3585円

外国人客は季節を問わず、一年を通して10万円を超える高額な旅費を負担して訪れていることがわかりました。

参考資料

高橋 さき