厚生年金は主に会社員の方が国民年金に加えて受給できる年金です。
実は、厚生年金は個人によって実際の受給額がかなり異なることはご存じでしょうか?
そして、将来いくら厚生年金をもらえるのかどうか、自分でくわしく調べたことがある方は珍しいと思われます。
そこで本日は、約11年間日系大手金融機関で勤務した経験のある私から、いま年金を受給している方々の厚生年金の受給額分布を男女別に紹介します。
厚生年金はいくら?男女別にチェック
それでは早速、厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金国民年金事業の概況」をもとにみていきましょう。
男子
- ~5万円未満:15万977人
- 5~10万円未満:97万6724人
- 10~15万円未満:261万3866人
- 15~20万円未満:436万9884人
- 20~25万円未満:224万9128人
- 25~30万円未満:28万8776人
- 30万円~:1万7626人
女子
- ~5万円未満:31万5100人
- 5~10万円未満:234万1321人
- 10~15万円未満:218万2510人
- 15~20万円未満:41万2963人
- 20~25万円未満:6万3539人
- 25~30万円未満:4166人
- 30万円~:379人
平均年金月額
- 男子:16万4770円
- 女子:10万3159円
全体:14万4268円
この金額には、基礎年金額(国民年金)が含まれていますので、将来もらえる年金総額の目安になります。