飼い主が新型コロナに感染してしまった場合:コロナ対策

続いて、飼い主が新型コロナに感染した場合の対策について考えていきます。
この対策は「新型コロナウイルス感染対策」と「やむを得ずペットを飼い続けられなくなった」時の対応の2軸があるので、順番に考えていきましょう。

まず、「新型コロナウイルス感染対策」については厚生労働省「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」が参考になります。

というのも、家族で猫を飼っている場合は、感染者を隔離しながら猫を世話し続ける必要があるからです。

一人暮らしで猫を飼っている場合でも、猫の世話を親族や友人に頼む場合は特に、頼まれた人がその感染した人の家に立ち入ることになるので、新型コロナウイルスに感染しないように対応しなければなりません。

注意点は下記8点です。

1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
3.できるだけ全員がマスクを使用する
4.小まめにうがい・手洗いをする
5.日中はできるだけ換気をする
6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
7.汚れたリネン、衣服を洗濯する
8.ゴミは密閉して捨てる

自宅であっても、部屋を分けられない場合は感染者と2メートル以上の距離を保ち、感染者本人・世話する人共にマスクを使うことがすすめられています。

また、出たごみはすぐビニール袋に入れ、密閉して捨てたのちは手洗いをするなど、感染者以外が感染しないように対応を徹底しましょう。