飼い猫がいる状態でコロナに感染したら……対策を考える

AveCamera/shutterstock.com

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ペットとして人気の猫。見た目のかわいらしさのみならず、散歩が必要な犬と比べると、比較的飼いやすいという特徴もあります。

「猫の飼い主が新型コロナに感染した」ケースは2021年の8月下旬にニュースなどで話題になりました。保健所が入院を勧めたにもかかわらず、「猫の預け先がない」と入院を拒否した結果、この飼い主は不幸にも自宅療養中に亡くなったのです。

猫については無事保護されたのですが、早い段階で猫をペットホテルに預けるなどして入院の手配ができれば、飼い主の命も救えたかもしれません。

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私自身も2匹の猫を飼う飼い主として、飼い主が新型コロナに感染した場合に備えて、飼い猫を守るためにはどのような対策が事前に必要かを考えてみました。

近年の猫の飼育数は900万頭越え。室内飼いが中心

一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育頭数は下記のとおりです。数字としてはほぼ横ばいでした。

  • 2016年:930万9000頭
  • 2017年:952万6000頭
  • 2018年:964万9000頭
  • 2019年:977万8000頭
  • 2020年:964万4000頭

また、2020年の猫の主な飼育場所としては「室内のみ」が79.6%を占めており、飼い猫を幼い頃から室外に出さずに飼い続けるスタイルが主流です。

「外に出したら家に帰ってくる猫」というイメージを持つ方もいると思いますが、現在では猫は「家で大切に飼うもの」になっています。したがって、先ほどの飼い主の方が「猫の預け先がない」という理由で入院をためらったのも、猫を飼う筆者としても、言い分もわからなくはない……というのが正直な感想です。

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執筆者
當瀬 ななみ

東京大学文学部卒。大学卒業後、株式会社カヤックなどの複数のソーシャルゲーム企業でゲームの企画や運営・KPI分析に従事。現在はwebサービス・アプリを運用する、東証一部上場の事業会社に勤務し、サービス企画・ディレクション・KPI分析・担当サービスのP/L管理に従事。業務の一環として官公庁の統計データ分析・企業の決算分析などを行っていたことから、経済メディアに寄稿多数。webサービス・アプリの実績を分析し、それらが及ぼす影響についての解説記事を執筆。