住宅事情は?
負債のほとんどを住宅ローンが占めていたように、年収600万円台で住宅を購入される方も多いようです。
住宅については、「この年収で購入しても大丈夫?」と悩まれる方も少なくないですよね。世帯年収600万円の場合、持ち家率はどれくらいでしょうか。
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持ち家率
- 年収600万~650万円世帯:83.0%
- 年収650万~700万円世帯:78.4%
同調査によると、年収600万~650万円世帯、年収650万~700万円世帯で約8割と、多くの世帯で持ち家です。
実際に住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」から、2020年度にフラット35を利用された方の年収分布を多い順に見てみましょう。
- 400万円未満:22.1%
- 400~600万円未満:40.5%
- 600~800万円未満:20.5%
- 800~1000万円未満:8.9%
- 1000~1200万円未満:3.8%
- 1200万円以上:4.3%
上記を見てわかるように、400~600万円未満が最も多い結果となりました。利用者の中では年収800万円未満が83.1%。平均年収は602万円です。
住宅の購入価格に平均について、2020年度の全国の所要資金(注文住宅は予定建築費と土地取得費の合計、新築住宅は購入価格)をみると以下の通り。
2020年度の全国の所要資金
- マンション:4545万円
- 土地付き注文住宅:4397万円
- 注文住宅:3534万円
- 建売住宅:3495万円
それぞれ、前年度よりも価格が上昇しています。上記は全国のため実際は地域により差がありますが、平均で3000~4000万円の住宅を購入されることが多いようですね。