お金の知識は、現代社会を生きていくうえでは欠かすことのできない大切なリテラシー。実は学校でも家庭科の授業などでお金について学ぶ機会があるものの、時間的にはごくわずかです。

では、家庭でお金のことを教えたいと思ったら、どこまで子どもに伝えるべきなのでしょうか。子どもの年齢や興味関心に合わせた、手軽にできるお金教育のコツをお伝えします。

小学生向けのお金教育

小学生にお金教育を始めるなら、「お小遣い」を通じたお金のトレーニングがおすすめです。小学生のはじめてのお小遣いは、「100円×学年」くらいの金額が目安になります。

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小学校低学年から始める場合、1ヶ月間を通して上手に予算管理をするのは、少し難しいかもしれません。例えば、毎週日曜日に50円ずつ、4週間で合計200円というように、1週間単位にして渡してあげるのも一つの方法です。高学年の場合には、1か月分ずつでいいでしょう。

やりくりを「考える」トレーニングを

お小遣いのやりくりに慣れてきたら、お小遣いの額を増やしながら、子どもがお小遣いで買うものの範囲を広げていきます。最初はおかしや漫画などから、次第に文房具や塾へ通う交通費などもお小遣いの範囲内でやりくりさせます。

いままで「あれ買って!これ買って!」とおねだりばかりしていた子が、お小遣いで買うことになったとたん、お金の使い道をよく考えるようになり、財布のひもが固くなることも。この「考える」という習慣が、大切なトレーニングになります。

中学生・高校生にどこまで伝える?

中学生や高校生になると、子どもの行動範囲もずいぶんと広がっていきます。部活の遠征や塾の模擬試験などで電車やバスに乗る機会が増えて、友達と遠出して遊ぶことも出てくるでしょう。

この頃になると、子どもがお札を手にする機会も増えますし、近頃はデビットカードやスマホ決済などの普及により、お金の形をしていないにもかかわらず、かなりの金額がチャージされていることも。高校生になってアルバイトを始めて、自分で何万円というお金を稼ぐようになる子も出てきます。

ここで注意をしたいのが、お金に関するトラブルです。