65歳以上の貯蓄の内訳はどうなっているのか

つづいて、貯蓄額を深堀りして内訳をみていきましょう。

65歳以上・2人以上世帯「勤労世帯」

<内訳>
金融機関:1980万円、金融機関外:9万円

「金融機関」における内訳

  • 通貨性預貯金:621万円
  • 定期性預貯金:627万円
  • 生命保険など:466万円
  • 有価証券:266万円

65歳以上・2人以上世帯「無職世帯を除く勤労者以外の世帯」

<内訳>
金融機関:2862万円、金融機関外:11万円

「金融機関」における内訳

  • 通貨性預貯金:892万円
  • 定期性預貯金:1054万円
  • 生命保険など:527万円
  • 有価証券:388万円

65歳以上・2人以上世帯「無職世帯」

<内訳>
金融機関:2284万円、金融機関外:9万円

「金融機関」における内訳

  • 通貨性預貯金:618万円
  • 定期性預貯金:920万円
  • 生命保険など:397万円
  • 有価証券:348万円

貯蓄の内訳を見ると、いずれも約6割以上を預貯金が占めています。しかし、視点を変えると、約4割程度は生命保険や有価証券などを活用し、資産運用を活用しているということもわかりました。