収穫のタイミング

収穫のタイミングは茎葉が枯れたとき。地中のじゃがいもが十分に生育した収穫のサインです。収穫した秋じゃがいもは冬の凍結に気を付けて、冷暗所で貯蔵しましょう。

大根(10月~12月収穫)

  • 参考価格(8月下旬):169円前後/1本
  • 種参考価格:200~400円程度/1袋

冬の食卓に欠かせない大根も、家庭菜園で栽培できます。畑で栽培する場合、50~60㎝ほど深く耕しましょう。
植え付けをする2週間前までに、苦土石灰を混ぜ込みます。その1週間後、堆肥と緩効性化成肥料を混ぜて耕しましょう。

大根の種まきと管理

畝の大きさは幅60~80㎝、高さ15㎝ほどが良いでしょう。深さ1.5㎝程のくぼみを25~30㎝間隔で作ります。くぼみの中に大根の種が重ならないようそれぞれ5粒ほど播き、1㎝ほど覆土しましょう。

種まきの仕方と管理は、畑の家庭菜園のやり方と同様です。種まき後は土を乾かさないよう、たっぷり水をあげて管理して下さい。

ベランダ(プランター)で栽培する場合

大根をプランターで育てる場合は、大根1本につき1鉢が必要。プランターのサイズは育てる大根の成長後の大きさで決めましょう。

小さなサイズのものなら深さ30㎝程度のもので構いませんが、通常サイズのものだと60㎝ほどの深さは必要です。上述のじゃがいものように、袋をプランターにする方法もあります。

普段の水やりは土全体が乾いてから、底穴から水が出る位たっぷり行いましょう。

大根の間引き

大根は3回程度、間引きをしましょう。

1度目は発芽後子葉が開いた段階で、形のいびつなものを間引きし3本程残します。2度目は本葉が2~3枚伸びた頃、太すぎるものや軸が黒いものを間引きし、2株残します。3度目は本葉が5~6枚伸びた頃、虫食いや病気のあるものや生育が遅いものを間引き、1株にします。

各段階で、肥料をドーナツ状にまいて寄せ土をします。