アルバイト・パートなど「短期労働者」の賃金、平均いくら?
では、年齢階級別に詳しく見ていきましょう。
【年齢階級別】短期労働者の「1時間当たり賃金」
19歳未満・・・男女計:1066円
- 男:1063円・女:1068円
20~24歳・・・男女計:1183円
- 男:1190円・女:1176円
25~29歳・・・男女計:1428円
- 男:1507円・女:1386円
30~34歳・・・男女計:1584円
- 男:2126円・女:1410円
35~39歳・・・男女計:1624円
- 男:2364円・女:1471円
40~44歳・・・男女計:1501円
- 男:2310円・女:1379円
45~49歳・・・男女計:1466円
- 男:2117円・女:1373円
50~54歳・・・男女計:1486円
- 男:2367円・女:1357円
55~59歳・・・男女計:1471円
- 男:2229円・女:1338円
60~64歳・・・男女計:1436円
- 男:1900円・女:1295円
65~69歳・・・男女計:1434円
- 男:1654円・女:1299円
70歳以上・・・男女計:1431円
- 男:1669円・女:1250円
アルバイト・パートなどの短期労働者の賃金を「男女別」でみると、いずれの年齢階級でも女性のほうが格段に低い金額です。
注目すべきは「ピーク年齢」の男女差でしょう。男性は50代前半、女性は30代後半で最も賃金が高くなっています。男性は60代の前半・後半でガクッと下がるものの、いずれの年齢階級でも、平均額は女性のそれを超えています。また、女性の賃金は40代以降ゆるやかに下がっていきます。
ちなみに、同調査から、前年(令和元年)分まで集計対象から除かれていた「1時間当たり賃金が著しく高い一部の職種の労働者」が含まれ、短期間労働者全体が集計対象となりました。そのため、「男女計」の1時間当たり賃金はいずれの年齢階級でも前年より増えています。