たとえば、スタバのショートラテ374円を出勤日だけ月22日・1年間買うとすると、374円×22日×12ヶ月=9万8736円に。約10万円は大きな負担です。逆の発想をすれば、374円をこのペースで貯めると1年で約10万円貯められることになります。

意外かもしれませんが、お金持ちは日々の小さな支出にも気を配っているのです。

3. お金を大切に扱う

FPのご相談料をいただくとき、運用などプラス資産のご相談をされる方の多くは、現金をきれいなデザインのある封筒や真新しい茶封筒に入れてお渡しくださいます。これは驚くほど共通している習慣で、いただいた封筒は大切な宝物にしています。

ここから見えてくるのは、ご相談にいくら支払うかを事前に準備している、つまり普段からお金回りを整えて、お金自体を大切にしているということです。人も大切にされればそれに応えたくなるように、お金も大切にしてくれる人のところに集まってくるのかもしれません。

ちなみに、貯金がないなど金欠系のご相談の方は、パンパンのお財布からあまりきれいとはいえないお札を出したり、時にはお金が足りなくてキャッシュコーナーで急いで出金して支払いに来られる方もいます。

4. 自宅の水回りが清潔

キッチンの排水溝、トイレの掃除はものの5分で終わります。後回しにせず、気が付いた時にすぐきれいにしておける人はお金に対しても見ないフリをせず向き合っている人が多いという印象があります。

きれいでないモノを放置していると「けがれ」が流れにくくなり運気が下がるとも言われます。逆に、身の回りをきれいに整えると金運も上がってくるようです。