早いうちから老後資金の準備を
老後に2000万円というと、貯蓄や節約のみでは厳しいところがあります。給与をみると、OECD(経済協力開発機構)の「主要指標」によれば日本の2020年の平均賃金(年間)は3万8515ドル(約422万円)。「OECD平均賃金推移(2000-2019年)」で推移を見ると2000年は3万8050ドル(約417万円)と、ここ20年で平均賃金があまり変化していないことが分かります(2021年8月18日時点、1ドル109.65円換算)。
今ではつみたてNISAやiDeco(個人型確定拠出年金)のように、長期的にコツコツ投資をする方も増えています。これらは始めたいと思ったときから長期的にコツコツと投資でき、分散して投資をすることでリスクもある程度抑えることができます。預貯金以外で資産を増やす方法も視野に入れてみるのもいいかもしれまんね。。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。