「3つのコツ」で、50代・最後の貯め時を最大限に活かす!

老後必要なお金に対して不足している場合、50代からできることは何でしょうか。ここでは、50代の方が老後資金を準備する際の3つのコツをお伝えします。

コツ①「長期で」
コツ②「安定性重視で」
コツ③「老後も継続して」

資産運用を行うというものです。

50代の方には、「いまさら“長期で”なんて遅いよ…」と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、手元の貯蓄すべてを老後に突入した時点で使いきってしまう方はいませんよね。そこで、その資金の一部を、預貯金から運用性のある商品(投資信託など)に振り分けることを検討されるのも一つの手です。

仮に、1000万円を年率3%の複利でお金に「働いてもらった」場合

10年後:約1344万円
20年後:約1806万円
30年後:約2427万円

このように、たった3%でも大きな資産へと成長させることも、不可能ではなくなります。

さらに、50代に毎月貯めていける資金の一部についても、同様に積み立てていけるとよいですね。長期で運用することで、複利のチカラを生かしながら、お金を増やしていくことに繋がります。

お金のアドバイザーの活用も

それぞれが思い描く人生。せっかくならば、安心して楽しくセカンドライフを過ごしていきたいものです。

50代といえば、住宅ローンや教育費などの支出が落ち着き、年収のピークを迎える人も多い頃です。現役生活最後の貯め時を有意義に活用できるとよいですね。

老後の準備資金について考える際、信頼できるお金のアドバイザーの助けを借りるのも一つの手でしょう。より彩りある豊かなセカンドライフを迎えるヒントが見つかるかもしれません。

参考資料

宮内 勇資