特例貸付1兆円超 支給件数は250万件を突破

厚生労働省によると、緊急小口資金等の特例貸付についての累計データは下記の通りです。

  • 支給申請件数:254万3274件
  • 支給決定件数:246万7186件
  • 支給決定額:1兆677億9500万円

※2021年7月10日時点

類型支給決定額は1兆円を超える結果となりました。

特例貸付を受けられない人のための「自立支援金」

厚生労働省によると、貸付限度額に達していたり、再貸付について不承認とされたりするなどといった事情で、特例貸付を利用できない困窮世帯が存在するといいます。

こうした世帯については、新たな就労や生活保護の受給につなげていくことが考えられますが、必ずしも円滑に移行できていない実態があります。

こうした支援の隙間を埋めるため、生活保護に準じる水準の困窮世帯に対する支援策として、コロナ自立支援金が創設されました。

コールセンターの詳細は下記の通りです。

新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金相談コールセンター

電話番号:0120-46-8030
受付時間:9:00~17:00(平日のみ)

では、コロナ自立支援金を受けるにはどんな要件があるのでしょうか。