資産形成「たった3つのポイント」
ポイント① 複利
複利とは、運用から得たリターンを手元に受取らず、それも含めて再投資を続けていく方法です。これが、雪だるま式に資産を増やしていくことにつながります。
ポイント② 世界に目を向ける
現在、日本の預金金利は非常に低い状態が続いています。たとえば、銀行などに1000万円預けても、1年で数百円単位の利息しかつかない、「超低金利時代」です。
しかし、世界に目を向けると、今も成長し続けている国がたくさんあります。みなさんのお金を賢く成長させるために、世界に目を向けることが大切です。
そこで、成長が期待できる国や地域に投資している投資信託や株式に着目してみるのもよいでしょう。
ポイント③ 「もしものとき」を考える
実は、最後のこれが何よりも大切なのです。継続なしに「複利」も「成長」も期待できません。
ケガや病気、ご自身のライフイベントで、これまでの資産を取り崩す必要に迫られる。そんなことになってしまっては元も子もないですよね。
そんなリスクを避けるために、もしものときの保険をかけておくことが大切です。
以上、3つのポイントを踏まえ、老後資金の準備を「今から」スタートされてみてはいかがでしょうか。
彩りある、ゆたかな人生のために
それぞれが思い描く人生。せっかくならば、安心して楽しくセカンドライフを過ごしていきたいですよね。
老後の準備資金について考える際、信頼できるお金のアドバイザーの助けを借りるのも一つの手でしょう。
みなさんの人生がさらに彩りある豊かな人生になるかもしれません。
参考資料
- 国立社会保障・人口問題研究所「2018(平成30)年推計の『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』」
- 厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「国民年金保険料」
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 佐藤 雄基(LIMO)「みんな、いくらもらってる?『国民年金&厚生年金』~お金を『育てる』3つのポイント~」
- 佐藤 雄基(LIMO)「国民年金・厚生年金『みんな、いくらもらっているのか』」
- 熊谷 良子(LIMO)「国民年金&厚生年金『みんなの受給額はどのくらいか』」
宮内 勇資