青髪のテツさんにお話を聞いてみました
虫が付いたまま売ってることもあるんだろうなと…
――実際に試してみて、とても有益な方法だと思いました。こちらのブロッコリーの洗い方の方法をシェアしようと思ったきっかけは?
「仕事中ブロッコリーの入っている発泡スチロールに芋虫が数匹浮いてたんですね。これブロッコリーに引っ付いたまま売ってることもあるんだろうなと、いい方法がないかと探してたらこの方法を知ったのでシェアしました」
――たくさんの反響が寄せられています。
「ブロッコリーのツイートに関わらず、野菜の裏技や野菜の相場についてツイートしてる中で、役に立ったとか買物の参考になったといわれると嬉しいですね。見てくれてる方のために、また次のネタ考えなきゃなって思います」
国内需要が高まるブロッコリー
最後に、ブロッコリーのちょっとしたトリビアを。農林水産省のウェブサイトによれば、地中海周辺地域で生まれたブロッコリーは、アブラナ科アブラナ属の野菜。もともとはケールという野菜が進化を遂げたことで生まれました。色違いで見た目がそっくりなカリフラワーとの関係が気になりますが、こちら実はブロッコリーが突然変異で白く進化したものなんだそう。
独立行政法人・農畜産業振興機構によると、ブロッコリーの国内での作付面積は増加傾向。平成23年の時点で1万3000ヘクタールほどだった作付面積は、平成30年の時点で1万5400ヘクタールまで増加。出荷量についても平成30年の時点で13万8900トン、これは平成23年の11万トンと比べかなりの程度で増えています。
野菜全体の消費量が減少する中で、国内での1人あたりの年間購入量も増加中。平成24年時点で1243グラムだった購入量は、令和元年には1590グラムに。ブロッコリーは1本あたりおおよそ200グラムですから、年間に1本程度、購入量が増えていることになります。
他の野菜と比べてたんぱく質が多いブロッコリーは、アスリートからも好まれる食材。ご自宅でも買う機会が増えているのでは?少しでも美味しく食べるためにも、今回の洗い方を参考にしてみてはいかがでしょう。
参考資料
増田 雄三