貯蓄を「登山」に例えてみる
老後資金の準備をなさる場合、まずはご自身の資産状況を把握・整理するところから始めてみることをおすすめします。
資産の状況が把握できれば、そこから将来の生活費などをイメージしてみてください。そうすれば、今からいくら準備しなければならないのかが見えてくるでしょう。
まずは『登る山(資産運用の目標金額)』を決めてしまうイメージです。
登る山が決まれば、準備する道具(資産運用商品)も考えやすくなるのではないでしょうか。
低い山であれば軽装備(銀行預貯金など)でよいかもしれませんが、登る山が高いと重装備(投資信託など)を準備する必要があるかもしれません。
また、どんな山を登る場合も、「時間」には余裕を持つということです。どれだけ高い山も時間がたくさんあれば、安全を確保しながら山頂(目標金額)を目指すことができそうですね。
ひとりでの登山(資産運用)に不安があるという人には、「信頼できるツアーガイド(お金のアドバイザー)」に、相談することをおすすめします。
退職金だけに頼らない老後を迎えるために、資産運用の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 内閣官房「退職手当の支給状況(令和元年度退職者)」
- 内閣官房「早期退職募集制度について」
- 熊谷 良子(LIMO)「国家公務員の退職金は、どのくらいか」
- 尾崎 絵実(LIMO)「国家公務員『退職金2000万円』受け取れる人はどれ程いるか」
吉田 奈都子