貯蓄を「登山」に例えてみる

老後資金の準備をなさる場合、まずはご自身の資産状況を把握・整理するところから始めてみることをおすすめします。

資産の状況が把握できれば、そこから将来の生活費などをイメージしてみてください。そうすれば、今からいくら準備しなければならないのかが見えてくるでしょう。

まずは『登る山(資産運用の目標金額)』を決めてしまうイメージです。

登る山が決まれば、準備する道具(資産運用商品)も考えやすくなるのではないでしょうか。

低い山であれば軽装備(銀行預貯金など)でよいかもしれませんが、登る山が高いと重装備(投資信託など)を準備する必要があるかもしれません。

また、どんな山を登る場合も、「時間」には余裕を持つということです。どれだけ高い山も時間がたくさんあれば、安全を確保しながら山頂(目標金額)を目指すことができそうですね。

ひとりでの登山(資産運用)に不安があるという人には、「信頼できるツアーガイド(お金のアドバイザー)」に、相談することをおすすめします。

退職金だけに頼らない老後を迎えるために、資産運用の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

参考資料

吉田 奈都子