レインズインターナショナルは2度目の経営危機を乗り切れるか?

レインズインターナショナルは、2000年代初等に格安焼肉店『牛角』で急成長を遂げたことで知られています。しかし急速な多店舗・多業態の展開に行き詰まり経営状態が急速に悪化し、ファンド支援によるMBOで非上場化がなされ、コロワイドが買収し現在に至ります。

レインズインターナショナルは今回2度目の経営危機といえます。コロナ禍はコロナワクチン接種により克服の方向となりつつあります。しかし顧客が机を囲んで焼肉をつつく、という焼肉店のスタイルはアフターコロナの時代に変わらざるを得ません。実際に一人焼肉店の『焼肉ライク』は成長しています。(『焼肉ライク』の創業者はレインズインターナショナルの創業者の西山知義氏)

これまで稼ぎ頭であったレインズインターナショナルが一転赤字となりましたが、来期以降再びグループの稼ぎ頭として復活できるのか、焼肉のスタイルの変化とともに注目されます。