65歳以上世帯の貯蓄の中身「無職世帯」と「働く世帯」でどう違う?

同調査によると、二人以上世帯の貯蓄現在高は1791万円(貯蓄保有世帯の中央値:1061万円)で、負債現在高は572万円(負債保有世帯の平均値:1486万円、負債保有世帯の中央値:1225万円)です。

ここからは、65歳以上・二人以上世帯の貯蓄事情に絞って見ていきます。就業状況による世帯区分ごとに、貯蓄の内訳を確認していきましょう。

※四捨五入の関係で、内訳の合計は必ずしも総計と一致しません。また、%の合計も100%にならない場合があります。

「無職世帯」貯蓄の内訳(65歳以上・二人以上世帯)

■貯蓄:2292万円■

金融機関:2284万円(99.7%)

通貨性預貯金:618万円(27.0%)
定期性預貯金:920万円(40.1%)
生命保険など:397万円(17.3%)
有価証券:348万円(15.2%)

金融機関外:9万円(0.4%)

■(参考)年間収入:397万円

「無職世帯を除く勤労者以外の世帯」貯蓄の内訳(65歳以上・二人以上世帯)

■貯蓄:2873万円■

金融機関:2862万円(99.6%)

通貨性預貯金:892万円(31.0%)
定期性預貯金:1054万円(36.7%)
生命保険など:527万円(18.3%)
有価証券:388万円(13.5%)

金融機関外:11万円(0.4%)

■(参考)年間収入:752万円

「勤労世帯」貯蓄の内訳(65歳以上・二人以上世帯)

■貯蓄 1990万円■

金融機関:1980万円(99.5%)

  • 通貨性預貯金:621万円(31.2%)
  • 定期性預貯金:627万円(31.5%)
  • 生命保険など:466万円(23.4%)
  • 有価証券:266万円(13.4%)

金融機関外:9万円(0.5%)

■(参考)年間収入:573万円

預貯金の占める割合は、「無職世帯」で67.1%、「無職世帯を除く勤労者以外の世帯」では67.7%、「勤労世帯」が62.7%となっています。

生命保険などは「勤労世帯」でやや高めで23.4%を占めていますが、その他の世帯区分では17%~18%台にとどまっています。有価証券の占める割合は、世帯区分による大差はないようです。

さて、いくら貯蓄があっても負債があったら意味がない、という声も聞こえてきそうですね。次では、貯蓄と負債をセットにして見ていきます。