「無職世帯」と「働く世帯」別にみた、「純貯蓄額」
では、貯蓄から負債を差し引いた「純貯蓄額」を出していきます。いわゆる「ほんとうの貯蓄額」です。
2019年に話題となった「老後2000万円問題」をきっかけに、マネープランを見直したご家庭も多いでしょう。ここでは2000万円との距離も意識しながらご覧いただければと思います。
無職世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:2292万円
- 負債:67万円
- 純貯蓄:2225万円
無職世帯を除く勤労者以外の世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:2873万円
- 負債:318万円
- 純貯蓄:2555万円
勤労者世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:1990万円
- 負債:157万円
- 純貯蓄:1833万円
これが、65歳以上・二人以上世帯の貯蓄額から負債額を差し引いた「純貯蓄額」です。勤労世帯の場合は2000万円のラインまであと少し。勤労世帯以外の世帯では、いずれの区分でも2000万円を超える結果となりました。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年2月12日更新)