「無職世帯」と「働く世帯」別にみた、「純貯蓄額」
では、貯蓄から負債を差し引いた「純貯蓄額」を出していきます。いわゆる「ほんとうの貯蓄額」です。
2019年に話題となった「老後2000万円問題」をきっかけに、マネープランを見直したご家庭も多いでしょう。ここでは2000万円との距離も意識しながらご覧いただければと思います。
無職世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:2292万円
- 負債:67万円
- 純貯蓄:2225万円
無職世帯を除く勤労者以外の世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:2873万円
- 負債:318万円
- 純貯蓄:2555万円
勤労者世帯(65歳以上・二人以上世帯)
- 貯蓄:1990万円
- 負債:157万円
- 純貯蓄:1833万円
これが、65歳以上・二人以上世帯の貯蓄額から負債額を差し引いた「純貯蓄額」です。勤労世帯の場合は2000万円のラインまであと少し。勤労世帯以外の世帯では、いずれの区分でも2000万円を超える結果となりました。