ペットも歳をとればトイレを失敗したり病気が増えたりして、介護が必要になることがあります。そこまで考えずにペットを飼い、介護が大変だから、トイレを失敗するからと長く連れ添ったペットを捨てる人もいるそうです。
もし自分が歳をとったときに、邪魔だからと家族に捨てられたら…。ぜひそこまで考えたうえで、ペットを飼うかどうかを決めて欲しいと思います。
ペットを飼うにはお金と時間の余裕が必要!
インターネット上には愛らしいペットのニュースや動画が溢れています。しかし、実際に自分が飼うとなると、かわいいだけでは済みません。
食事やトイレのお世話が必要ですし、イタズラで家具が壊れたり、病気になって高額な治療費がかかったりすることもあります。いずれは介護も必要になってくるでしょう。
筆者が子どものころは、犬、猫、鳥、金魚など、たくさんのペットが家にいました。今でも動物は大好きですが、フリーランスという不安定な生活を続ける限りはペットは飼わないと決めています。
「やっぱり飼えない」と手放されたペットの行き着く先には殺処分があります。どうかペットを飼うと決める前に、最後まで面倒を見切れるかを冷静に考えてみてくださいね。
参考資料
- ペットにかける年間支出調査 2020(アニコム損害保険株式会社)
- 保険金をお支払いできない主な場合(アイペット損害保険株式会社)
- 小動物臨床/小動物診療料金(日本獣医師会)
吉田 貴絵