社会保障の存続には「痛み」がともなう
ここまで、骨太の方針をもとに、特に医療と介護の自己負担について見てきました。加速する少子高齢化の影響で、医療・介護ともに今後は自己負担が増える可能性もありそうです。社会保障制度は、生活に直結するお金の話が多く、今後も議論は進んでいくので、動向をチェックしていきましょう。
参考資料
- 内閣府「経済財政運営と改革の基本方針 2021日本の未来を拓く4つの原動力~グリーン、デジタル、活力ある地方創り、少子化対策~」
- 首相官邸「令和3年6月18日(金)臨時閣議案件」
- 財務省「2025年、高齢者1人を現役世代何人で支える?」
- 厚生労働省「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案について」
- 財政制度等審議会「財政健全化に向けた建議(概要)」
齊藤 慧