厚生年金の受給額には個人差があり、1万円未満から30万円以上の幅広い分布となっています。そして「10万円未満」の人は全体の約23%です。
つまり、約4人に1人がひと月あたり10万円を受け取れていない、ということになりますね。
厚生年金の場合、現役時代に収入に応じた年金保険料を納めています。その金額と加入期間が、老後の受給額に反映されるため、実際に受け取る金額に個人差が出てくるのです。
ひらたくいうと、収入が多ければ、将来もらえる年金額は大きくなります。将来の年金を増やすために頑張って働く、ということは、とても前向きな選択肢であるといえそうですね。
「今」の状態がこの先続いた場合、ご自身がどのくらいの年金を受け取れそうか、気になっていらっしゃる方も多いでしょう。
日本年金機構の「ねんきんネット」などを活用して、ご自身の年金見込み額を計算されてみると、老後に向けたプランも立てやすくなるかもしれません。