貯金だけでは不十分?「お金に働いてもらう」発想も。

長寿時代に備え、年金や退職金だけに頼るのではなく、自分で現役時代から少しずつ老後資金の準備を開始なさるみなさんが増えています。

「老後資金づくり」を考える際に欠かせない視点の一つが、「お金にも働いてもらう」、つまり資産運用を取り入れることであるといえるでしょう。

ここで、資産運用の3つのポイントをご紹介しましょう。

資産運用のポイント①「複利」の活用

1つ目は「複利」を活用することです。運用から得られたリターンを手元に受取らずに運用に回し、それを繰り返していくことで資産を雪だるま式に大きくしていくことができます。

資産運用のポイント②「長期積立投資」

2つ目は「長期積立投資」です。一括で資金を投じるのではなく、例えば毎月決まった日に同じ金額をコツコツ積立てて投資を行う方法のことをいいます。

投資期間は、最大限の効果を狙えるように、できるだけ長い期間を目指しましょう。また、投資のタイミングが分散されることで、高い価格で買うことの防止にもつながるのも、積立投資が持つメリットの一つといえます。

資産運用のポイント③「リスク回避のための保障」

3つ目は「リスク回避のための保障」です。10年や20年といった長い投資期間のあいだには、ケガや病気、失業などによって積立投資を継続するのが難しいときもあるでしょう。

老後資産をつくる際の最大のリスクは「途中で運用を辞めてしまうこと」。そういった事態を回避するために、収入保障や医療保険などの最低限の保障を準備しておくと安心です。

資産運用を検討するときには、是非この3つのポイントを思い出してくださいね。