目的別にすると便利な項目は?

目的別口座は、自分の目的に合わせて口座を作成できます。たとえるなら、給料を目的ごとに封筒で分けて貯金をしていたものを銀行で行うイメージ。自分の生活設計に合わせて使いやすい項目を考えるといいでしょう。

たとえば、定期的にお金がかかる自動車に関する費用を「車費用」と決めて目標金額を設定するのでも良いですし、「車の買い替え費用」「自動車税」「車検、修理費用」などと細かく分ければ、より分かりやすいでしょう。

「教育費」についても、子どもの名前ごとに分けたり、「児童手当」「お祝いやお年玉」「塾や習い事費用」「受験費用」「大学費用」などの項目で分けることができます。

その他にも「家電購入費」「プレゼント費用」「旅行費用」「老後費用」や、自分の欲しいものの名前をつけて貯金するのもアリです。「2021年」「2022年」と年度に分けて予備費を管理することもできます。

円定期預金や外貨預金も利用可能

お金を貯めようというとき、なんとなく普通預金口座を使っている人が多いと思いますが、目的別口座は定期でも利用が可能です。定期なら普通預金よりも金利が高いので、長期間引き出すことのない教育費や老後費用なら定期でも良いでしょう。