さらに外貨普通預金・外貨定期預金での預金も可能。こちらは為替リスクがあるため上級者向けですが、投資用として利用するのも一つです。

グラフ管理でモチベーションが続く

筆者が目的別口座の最大のメリットだと感じたのが、貯金のモチベーションが続きやすいこと。1つの口座しかないと、そこからお金をおろせば残高が減るのが分かり、モチベーションが落ちてしまうのが悩みでした。

その点、項目別に分けておけば、入用の時にはその目的別口座から引き下ろせばよいため、他の貯金は減りません。他の貯金に関してはきちんと貯められている、という一種の安心感があるのです。

さらには、目標金額が設定でき、グラフ化されるサービスのある銀行も。目標に向けてどれだけ貯金できたかが視覚的に分かりやすく、目に見えてグラフで金額が増えていくと「もっと貯金したい」という意欲が湧くときもあります。

これまで貯金にモチベーションが抱けなかった人にも、急な出費に落ち込んでいた人にも向いている目的別口座。興味のある方は、新たな貯金方法として各ネット銀行のサイトで詳細を調べてみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子