2人に1人がコロナ後も「今の生活を続けたい」のはなぜか

コロナ禍になって約1年。さまざまな我慢を強いられる中、コロナ前の生活に戻る日が待ち遠しくてたまらない人がほとんどかと思いきや、現在の生活をコロナ収束後も続けたいと考えている人は少なくないようです。

博報堂生活総合研究所は2020年4月以降、毎月「新型コロナウイルスに関する生活者調査」を実施。開始1年目の今年4月には、「コロナ禍での生活における気づき」や「現在の生活スタイル」に関する質問を追加した特別編の結果を発表しています(調査対象:首都圏・名古屋圏・阪神圏の20〜69歳の男女1,500人)。

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コロナ禍の日常生活でどんな気づきがあり、なぜコロナ前とは違う現在の生活スタイルを続けたいと考えるのでしょうか。以下、調査結果を見てみましょう。

「コロナが収束しても現在の生活スタイルを維持したい」が過半数

まず、「現在の生活スタイルを維持したいか(新型コロナウイルスへの感染懸念がなくなった前提で)」という質問に対する「そう思う」と「ややそう思う」の合計は全体で56.3%と、半数を超えています(図表1参照)。

年代別に見てみると、「維持したい」(「そう思う」と「ややそう思う」の合計、以下同)が最も多いのは40代の61.1%。次いで30代の58.9%と、比較的若い層で現状の生活スタイルの維持意向が高くなっています。

一方、50代だけは、「維持したくない」と考える人が「維持したい」人を上回る結果となっています。

図表1:現在の生活スタイルを維持したいか(新型コロナウイルスへの感染懸念がなくなった前提で)

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出所:「新型コロナウイルスに関する生活者調査【特別編】」(博報堂生活総合研究所)

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執筆者
  • 中野 令子
  • ファイナンシャルプランナー/コラムニスト

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。現在は家業を手伝うかたわら、資産運用や保険のコンサルを行う。毎日の生活の中にあるお金をテーマに「くらしとお金の経済メディア LIMO」に執筆するほか、「女性の老後のためのメディア ミュゲ」の監修者として活動中。難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。