現状の生活スタイルを維持したい理由は?

現在の生活スタイルを維持したいと答えた人に維持したい理由を聞いたところ、全体で最も多かったのは「時間の無駄削減や自己管理ができるから」の30.7%(図表2参照)。

年代別で見てみると、20代、30代では「時間の無駄削減や自己管理ができるから」が4割超で、全体の30.7%を10ポイント以上、上回っています。

また、20代は「快適/健康的なリズムで生活できるから」が18.5%で、全体の12.2%より5ポイント以上高くなるなど、現状のライフスタイルをポジティブに捉えていることがうかがえます。

対照的に、60代では「コロナに限らず感染が不安で対策が必要だから」が全体より5ポイント以上高くなっており、若い世代とシニア世代とでは維持したい理由に違いが見られます。

図表2:現状の生活スタイルを維持したい理由(「維持したい」に「そう思う」「ややそう思う」と回答した人が対象)

出所:「新型コロナウイルスに関する生活者調査【特別編】」(博報堂生活総合研究所)

コロナ禍で新たに気づいたことは?

また、コロナ禍での生活になってから1年で新たに気づいたことについて17項目を提示して、あてはまるものを選んでもらったところ、図表3のような結果になっています。