塾以外の学習方法も検討しよう

裏技ともいえる、塾代を節約する究極の方法は、塾に通わないことです。

学校で授業を受けて、家庭で宿題と予習復習とテスト対策と受験勉強をおこなうことができれば、出費は問題集や参考書を買う程度です。

しかし、家庭学習だけで成績をアップさせたり志望校合格を目指したりするのは、簡単ではありません。学年が進むにつれて内容がむずかしくなり、さらに子供が反抗期を迎えると親が勉強を教えることは厳しくなります。カリキュラム、ペースメーカーや問題演習を家庭で用意するも、困難です。

塾代よりも安く抑えることができる、塾に通わない勉強方法を紹介します。

通信教育

インターネットの発達にともない、通信教育の種類は増えています。タブレット学習や授業動画の配信がおこなわれたり、添削課題は郵送だけでなくインターネットで送信できたりなど、通信教育の仕組みはさまざまあります。料金制度も会社によって大きく異なりますが、支払いは塾代より安いことがほとんどです。

授業動画

インターネットで見ることができる授業動画も年々増えています。無料のものも多く、有料のでも塾代よりずっと安い価格です。授業動画は、見ただけで理解できたつもりになりがちです。その結果、問題演習が不足して、試験で点数がとれないことが多くあります。授業動画を見っぱなしにならず、問題演習をしっかりおこなえるように、家庭でサポートしましょう。

シルバー人材センターの学習教室

シルバー人材センターが開催して高齢者が講師を務める学習教室は、授業料が安く設定されています。補習塾的な位置づけの場合が多いのも特徴です。

家庭教師を自力で探す

家庭教師を依頼すると、一般には塾代よりも高額になります。しかし、紹介センターを介さずに自力で家庭教師を探して、必要な科目だけ教えてもらえば、支払いが塾代より安くなる場合もあります。

自力で家庭教師を探すには、知り合いからの家庭教師志望者を紹介、大学の掲示板などで募集や、マッチングアプリなどインターネットで探すなど方法があります。どの場合でも、家庭教師の能力とわが子との相性を見極めることや、料金の交渉が必要です。