子供が成長するにつれて教育費も年々増えていませんか。この記事では塾の選び方や入塾方法、塾に通わずに勉強する裏技など、学力の向上は目指しながら、できるだけ塾代を節約するために知っておきたいことや工夫を紹介します。
できるだけ安く塾に通うための6つのコツ
塾代を安く抑えながら塾で勉強をしたいなら、塾の選びかたや受講の方法などを工夫しましょう。
(その1)経営規模、指導内容で塾を選ぶ
塾は経営規模によって次の3つに分類できます。
1. 大規模塾
テレビコマーシャルや新聞広告をよく見かけるような、全国や近隣の都道府県にまたがって校舎を展開している塾。
2. 地域密着塾
都道府県内や近隣の市町村に校舎を複数展開している塾。
3. 個人塾
塾長が授業も経営もおこなっているような塾。
塾代は大規模塾>地域密着塾>個人塾と、上から順に高額になる傾向があります。入塾を検討している塾の費用を高く感じたら、経営規模の違う塾を比べてみることをお勧めします。
また、塾は指導内容によって、進学塾と補習塾に分けられます。
進学塾は入試対策や受験指導が中心であり、補習塾は学校の授業についていくことや遅れを取り戻すことを目的としています。
一般的に、進学塾は補習塾よりも費用が多くかかります。進学塾の中でも、志望校のレベルが高くて授業の難易度が上がるほど授業料が高くなることが多いです。
受験が迫っていなければ、進学塾でなく補習塾を選ぶと塾代を抑えることができるでしょう。
(その2)季節講習は選んで受ける
長期休みにおこなわれる夏期・冬期・春期講習などの季節講習は、新しいことを習って先に進むのではなくて、休み前の授業の復習をおこなうことがよくあります。
季節講習の授業内容が復習なら、家庭学習で復習をおこなって季節講習を受講しなければ、授業料を安く抑えることができます。さらに、家庭学習で自分の苦手な部分を重点的に復習できれば、出費が少なくなるだけでなく、一斉授業の講習よりも時間を効率的につかえるメリットもあります。
受講しなくても季節講習のテキストがあれば、家庭学習も進めやすくなるでしょう。受講していないテキストを塾で購入できることもあります。もし塾で購入できなくても、インターネット書店で買える場合もあるので、探してみましょう。
これとは逆に、季節講習だけ受講して、普段は塾に通わずに家庭学習をおこなうと、さらに塾代を安く抑えることができます。この場合も、塾の通常授業のテキストを購入すれば、効率的に家庭学習を進められます。
※塾によって、季節講習が復習ではなく、新しいことを教える場合もあります。