国家公務員の退職金「2000万円」を超えているか

ここからは、実際に公務員の退職金の金額についてみていきましょう。

まずは内閣官房「退職手当の支給状況（令和元年度退職者）」から、国家公務員の退職金の平均支給額をご紹介します。

常勤職員の退職金

  • 定年：2090万6000円
  • 応募認定：2588万1000円
  • 自己都合：316万1000円
  • その他：201万6000円
  • 計：1082万2000円

うち行政職俸給表（―）適用者の退職金

  • 定年：2140万8000円
  • 応募認定：2278万円
  • 自己都合：362万7000円
  • その他：265万8000円
  • 計：1548万円

ちなみに、国家公務員はその職務や勤務条件などによって分類されており、行政職俸給表（―）適用者は一般行政事務職員のことを指しています。

常勤職員・一般行政事務職員ともに、定年退職の場合、退職金は2000万円以上もらえていることがわかります。