定年制度を定めている企業の割合:95.5%
〈そのうち、定年制度の定め方別の企業割合〉
- 一律に定めている:97.8%
- 職種別に定めている:2.2%
一律に定めている企業がほとんどで、職種別に定年制を定めている企業はほとんどありません。
ちなみに「一律定年制を定めている企業」のうち、65歳以上を定年年齢としている企業割合は17.8%、全体の2割程度です。
一方、定年年齢を60歳と定めているは企業は79.3%でした。8割もの企業が60歳を定年年齢と定めているのです。
そうなってくると、「60歳以降もバリバリ働きたい!」と考えている人にとって、気になるのが定年退職後の待遇です。
日経BPコンサルティングが実施したアンケート調査によると、定年前と同じ企業で再雇用されているケースが最も多く、65.3%となっています。(※N=1229)
年収については、同調査によると下記の結果でした。
- 定年前の6割程度:20.2%
- 定年前の5割程度:19.6%
- 定年前の4割程度:13.6%
(いずれもN=892)
「65歳までの雇用」といっても、「定年が65歳まで」なのか、「再雇用で65歳まで」なのか、この違いによって給与などに大きな違いが出るのは間違いなさそうです。