「早春の庭にボリュームの出る花がほしい」「小さな花を植えたけれど、なんだか庭がさみしい」 「たくさんの苗を買いそろえるのは、気がすすまない……」
そんな春のガーデニングのお悩みを、たった1苗で鮮やかに解決してくれる植物があります。宿根草の「ラナンキュラスラックス」です。毎年2月頃からホームセンターや園芸店に開花株が並び始めています。
これまでの「ラナンキュラス」と同じだと思って、通り過ぎてしまっている方もいるかもしれませんね。実は「ラナンキュラスラックス」は、従来のラナンキュラスとは異なる魅力を持った、一度育てると手放せなくなるほど優秀な品種です。
今回は、わが家の庭で毎年モリモリと咲き誇る、この「ラナンキュラスラックス」をじっくりご紹介します。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境、品種などによって異なりますので、ご注意ください。
1. 1苗植えるだけで庭の雰囲気ガラリ!「ラナンキュラスラックス」とは
「ラナンキュラスラックス」は、綾園芸さんが開発した新しいラナンキュラスの品種。「ワックスのかかったような光沢のある花びら」と、早春の花には珍しい「70cmから1mにもなる背丈」が特徴です。
わが家の庭では、パンジーやビオラなど、早春の花壇はどうしても背の低い花が多くなりがちです。そこにこのラックスを1苗、鉢植えなどで取り入れると、高さが出ることで空間にリズムが生まれ、庭の雰囲気がガラリと変わります。
また、ラナンキュラスラックスは、開花時期も魅力。関西中部地方のわが家では3月初め頃から咲き始めます。最初は少しずつ、そして4月には満開を迎え、主役級の華やかさでわが家の庭を彩ってくれます。
花だけでなく、葉も大きく美しいので、花がない時期でもグリーンを楽しめるのも嬉しいポイントです。
苗の参考価格は1350円〜5000円。 一般的な多年草・宿根草より少し高価ですが、その価値は十分にあると感じています。
2. 〈わが家の育て方紹介〉ラナンキュラスラックス栽培のコツ
ラナンキュラスラックスは、宿根性の球根植物で、植えっぱなしで毎年楽しむことができます。苗を購入する場合、おすすめなのは3号ポット(直径9cm程度)で販売されている小さな苗です。
3号ポットの苗を植え付ける際は、最低でも8号鉢(直径24cm程度)を選んでください。 「少し大きすぎるかな?」と思うかもしれませんが、ラックスは背丈も伸び大きく育ちますので、わが家の庭では、このサイズで植え付けていますよ。
お手入れはシンプルです。植えつけ後は、土が完全に乾いてから水やりをします。冬の間なら週1回程度で十分な場合も多いです。
3月に入りつぼみが膨らみ始めたら、水やりの頻度を上げ、水切れさせないように管理してくださいね。
難しい切り戻しや摘芯(ピンチ)などは不要。植えたらそのまま見守るだけで、早春からモリモリとお花を咲かせてくれますよ。
3. 本当に凄いのは2年目から!花数が増えて満開に咲くラナンキュラスラックス
ラナンキュラスラックスは植え付け1年目でも、次々と蕾が上がり十分に美しいのですが、その真価が発揮されるのは、実は2年目からです。
私の経験では、地植えや鉢増しをして株が充実した2年目は、1年目とは比べ物にならないほど、モリモリと花を咲かせてくれます。数えきれないほどの花が咲き、1株とは思えないボリュームになります。
1年目は「少し花数が控えめかな?」と感じても、翌春に期待しつつ、美しく咲く花を楽しんでくださいね。
4. コストパフォーマンス抜群です!わが家の庭の〈春の主役〉!
1苗植えるだけで、春の庭の雰囲気をガラリと変えてくれる「ラナンキュラスラックス」。 その魅力ポイントは、以下のとおり。
- 環境が合えば、植えっぱなしOKの宿根性の球根植物だから、管理が楽ちん
- 早春から背丈のある花が楽しめる
- 光沢のある花びらが、太陽の光を受けて庭に映える
- 2年目以降は、さらに花数が増えて感動的な姿に
わが家の庭では、3月から4月にかけて、〈庭の主役〉としてモリモリ花を咲かせてくれるラナンキュラスラックス。華やかな花姿で、贅沢な時間を運んでくれますよ。
参考資料
mappysgarden



