日経平均3万円台回復も視野、主要企業の決算発表に注目の今週 【日経平均株価】テクニカル分析 2021年5月9日

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75日線を回復するが、25日線で上値を押さえられる

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。ローソク足の実体が、25日移動平均線だけでなく、75日線も割り込んでしまうという状況が続いていました。先週はこれを回復できるかどうかが大きなポイントでした。

6日には大きな陽線となり、75日線を回復しました、さらに7日にもローソク足の実態が75日線を超えて終わりました。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。ひとまず75日線を回復できたのはいい兆しです。ただし、上値は25日線付近で押さえられています。現状は25日線と75日線の狭い幅の中にあります。今週はまず25日線を回復できるかどうかがポイントです。

チャートの形を見ると、2月16日の高値(30,714円)から3月18日の高値(30,485円)、さらに4月6日の高値(30,208円)と次第に上値が切り下がってきています。

今週から来週にかけて、その下降トレンドラインの上限がちょうど3万円あたりに重なります。25日線を回復できれば、心理的節目となることから、3万円を超えてくるようであれば目線を上に持ち積極的に付いていきたいところです。

逆に下値メドは28,300円あたりになりますが、若干の調整があってもそこに至るまでに押し目買いが入る傾向が続いています。

現状は小幅なもみ合いとなっていますが、週足や月足などの中長期的なチャートで見ると、強い上昇トレンドの中にあります。短期的な下げがあっても、押し目買いの好機と考えていいでしょう。

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下原 一晃

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執筆者
下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。