外出自粛によって家にいる時間が増えたことで、より快適に過ごすためにリフォームをするという流れがあるようです。また、在宅勤務が日常化したことで、ストレスなくリモートワークができる環境を整えたというケースも。

ストレス発散のための買い物やGo Toキャンペーンについては、思い当たる節がある方も少なくないでしょう。さまざまな”自粛”によって溜まったストレスを解消するため、お金がよりかかってしまったというわけです。

一方で「意図して例年より使わなかった」人は20.7%で、「意図して例年より使った」人の16.1%よりも多くなっています。収入減で出費を抑える必要に迫られたり、収入は変わらないものの先行きへの不安からお金を使わないようにしたという方も含まれているようです。

まとめ

本記事では、みんなのマーケット株式会社が実施した「お金の使い方」に対するアンケート調査をもとに、コロナ禍の1年と例年を比べた収入や支出の変化について見てきました。

収入については全体の約35%が「減った」と回答しており、残業代やボーナスカット、さらには雇い止めなど、業種などによって大きな痛手を受けたケースも見られました。

支出については、収入の増減だけではなく、新型コロナによるストレスに対してどう立ち向かうか、おうち時間をどのように活かすかといった個人のスタイルが増減を左右したといえます。

このような世間の声も参考にしながら、今後の家計をやり繰りしていくかを考える機会としてみてはいかがでしょうか。

参考資料

タナカ チアキ