定年を機に設立した合同会社フィンウェル研究所も3年目を迎えました。フィンウェル研究所の活動は、下記の数式で表すことができ、退職後はこの3つの収入が主なものになります。
退職後の生活費=年金収入+勤労収入+資産収入
これらのバランスをどうとって向き合っていくか。退職世代である60代はもとより、これから退職を迎える50代にとっても大切なポイントになります。
本日は、皆様に向けて、老後の生活費を減らすポイントとして、先日行ったアンケートの調査結果に基づき、資産運用の必要性についてお伝えしていきます。
老後は3つの対策のポートフォリオを作る
年金収入は、退職してしまうと繰り下げ受給をするくらいしか増やす方法はありません。
そのため、自分でコントロールできるのは下記の3つです。
①長く働く
②持っている資産を上手に活用していく
③生活費を抑制する
退職世代には、これらを自分の状況に合わせて、どのように取り入れるかを考えながら、この「3つの対策」のポートフォリオを作ることをおすすめしています。
ポートフォリオの作り方(例)
①が難しい人(長く働きたくない人)
⇒ ②と③の組み合わせ:「生活費を抑制しながら、持っている資産を上手に活用する」
②が難しい人(資産が十分ではない人)
⇒ ①と③の組み合わせ:「生活費を抑制しながら、できるだけ長く働く」
③が難しい人(生活を質素にしたくない人)
⇒ ①と②の組み合わせ:「できるだけ長く働いて、持っている資産を上手に活用する」