50歳代の老後資金対策~退職金は「社内預金の満期」と考える

50歳代は住宅ローン返済より投信の積立投資に注力すべきだ、と筆者(塚崎公義)は考えています。

本稿は、50歳代の老後資金対策を考えるものですが、自営業者については一般化が難しいため、主にサラリーマン(サラリーウーマンや公務員等を含む、以下同様)を念頭に記していきます。とは言え、自営業者の方にもお読みいただければ幸いです。参考になる部分があると思いますので。

子育てが一段落した妻は思い切り働く

サラリーマンの専業主婦は、子育てが一段落した50代ともなると、時間の余裕があるでしょう。高度成長期の専業主婦は、電気洗濯機も電子レンジもコンビニ弁当もなかったわけですから、それと比べたら時間はいくらでもあるはずです。それなら、働きましょう。

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「老後資金を充実させるために運用で稼ごう」などと考えると、リスクをとる必要が出てきます。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですから。しかし、老後資金を充実させるために働いて稼ぐのにはリスクが伴いません。それなら、働くことを優先しましょう。

その際に気をつけるべきなのは、厚生年金に加入できるような働き方をすることです。厚生年金保険料が給与から天引きされますが、老後に厚生年金が受け取れるので老後の生活が安定するからです。女性は平均寿命が長いので、これは重要なポイントだと思います。

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執筆者
塚崎 公義

1981年 東京大学法学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。おもに経済調査関連業務に従事した後、2005年に退職し、久留米大学へ。現在は久留米大学商学部教授であるが、当サイトへの寄稿は勤務先と関係なく個人として行なっているため、現職は経済評論家と表記したものである。【近著】なんだ、そうなのか! 経済入門』『老後破産しないためのお金の教科書』『経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体』『一番わかりやすい日本経済入門』『日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由【雑誌寄稿等】Facebook、NewsPicks、アメブロ等にて適宜ご紹介