「60代の貯蓄事情」データから分かること
老後生活の序盤ともいえる60代。前項の金融資産保有額分布からは、この60代の時点で、「貯蓄を持たない世帯」が単身者世帯で29.4%、二人以上世帯で18.3%存在することが分かりました。
その一方で、単身世帯と二人以上世帯の平均額に着目すると
単身世帯・・・1305万円
二人以上世帯・・・1745万円
と、いずれも1000万円を超えています。
貯蓄を「持てる世帯」と「持たざる世帯」との格差をうかがわせる結果となっています。
次では、この貯蓄格差の背景について考えていきます。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)