日本年金機構が公表している「主な行事・通知書発送の年間予定表」によると、2026年8月の年金支払日は8月14日(金)です。

年金は偶数月の15日に支払われますが、2026年8月15日は土曜日にあたるため、直前の営業日に前倒しされます。振り込まれるのは6月分と7月分の2か月分です。

銀行員だった頃、支給日の前後には「今回はいくら入るのか」「前回と金額が違うのはなぜか」という相談が窓口に集まりました。通帳を持って来られる方も多かったものです。

この記事では、8月14日に振り込まれる金額の目安と、8月から9月にかけて届く年金の通知書について解説します。

1. 「年金支給日」この記事の3つのポイント

  •  2026年8月の年金支払日は8月14日(金)で、15日が土曜日のため前倒しになります。
  •  8月14日に振り込まれるのは、6月分と7月分の2か月分です。
  •  厚生年金保険(第1号)の老齢年金の平均は月15万4747円で、2か月分では30万9494円が目安になります。

2. 2026年8月の「年金支給日」は8月14日(金)

年金の支払日は、あらかじめ日本年金機構の予定表で公表されています。まず今回の支給日から確認していきましょう。

2.1 15日が土曜日のため直前の営業日に前倒しされる

年金は偶数月の15日に支払われる決まりです。ただし15日が土曜日、日曜日、祝日にあたる場合は、その直前の金融機関の営業日に繰り上がります。

2026年8月15日は土曜日です。そのため今回の支払日は8月14日(金)になりました。

2.2 「年金支給日」の8月14日に振り込まれるのは6月分と7月分

年金は2か月分をまとめて後払いする仕組みです。8月14日に振り込まれるのは、6月分と7月分の2か月分になります。

8月分と9月分は、次の支払日である10月15日(木)に振り込まれます。

3. 「年金支給日」に振り込まれる金額の目安

実際にいくら振り込まれるのかは、加入していた期間や報酬の水準で一人ひとり違います。ここでは平均額から目安を見ていきましょう。

年金の平均月額と、8月14日に振り込まれる2か月分の目安1/2

年金の平均月額と、8月14日に振り込まれる2か月分の目安

出所:厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業月報(速報)令和8年3月分」をもとにLIMO編集部作成

3.1 厚生年金の平均は「月15万4747円」で、2か月分では30万9494円

厚生労働省の月報によると、令和8年3月末時点で厚生年金保険(第1号)の老齢年金の平均年金月額は「月15万4747円」でした。受給資格期間が25年以上の人についての金額で、基礎年金の分を含みます。

この平均をそのまま2か月分に置き換えると、30万9494円が目安になります。

なお同じ月報では、基礎年金を繰上げていない人の平均が月15万8582円、繰上げて受け取っている人の平均が月12万5780円と分かれています。平均といっても幅があります。

3.2 国民年金の平均は「月6万770円」で、2か月分では12万1540円

国民年金の老齢年金で受給資格期間が25年以上の人の平均は「月6万770円」でした。2か月分では12万1540円が目安です。

厚生年金保険(第1号)の受給者数は3617万人で、前年同月に比べて2万人、0.1%の減少でした。

3.3 「年金支給日」の額面と実際の振込額は違う

ここまでの金額は、いずれも額面です。実際の振込額は、所得税や住民税、介護保険料、医療保険料が差し引かれる場合があるため、これより少なくなることがあります。

差し引かれる額は住んでいる市区町村や世帯の状況で変わります。平均と自分の振込額を並べて比べるときは、この差を頭に置いておくほうが混乱しません。

4. 「年金支給日」の前後に届く年金の通知書

予定表には、支払日だけでなく通知書の発送予定も載っています。8月から9月にかけて届く書類を押さえておきましょう。

2026年8月から9月にかけての年金の主な予定2/2

2026年8月から9月にかけての年金の主な予定

出所:日本年金機構「主な行事・通知書発送の年間予定表」をもとにLIMO編集部作成

4.1 年金証書・年金決定通知書は月に何度も発送される

年金証書と年金決定通知書は、8月13日、20日、27日など月に何度も発送されます。新たに年金を受け取り始める人に届く書類です。

9月7日(月)には振込通知書と支給額変更通知書、9月8日(火)には送金通知書の発送が予定されています。

4.2 現況届や生計維持確認届は提出が必要な書類

8月28日(金)には現況届が9月生まれの人に向けて、8月31日(月)には生計維持確認届が同じく9月生まれの人に向けて発送されます。障害状態確認届は11月生まれの人に向けて8月25日(火)と8月31日(月)の発送予定です。

現況届は、住民基本台帳ネットワークの情報で確認できる人には原則として届きません。日本年金機構によると、情報が確認できない人や外国に居住している人には誕生月に届きます。

4.3 次の「年金支給日」は10月15日(木)

次の支払日は10月15日(木)で、8月分と9月分が振り込まれます。10月15日は平日にあたるため、前倒しはありません。

中本 智恵
支給日が15日から前倒しになる月は、窓口でも「まだ入っていない」という問い合わせが増えました。カレンダーで支払日を先に確かめておくと、待つ側の気持ちがずいぶん楽になります。