70代以上の貯蓄事情。「持てる世帯」と「持たざる世帯」

beeboys/shutterstock.com

みなさん、「人生の三大資金」ってご存じですか?

住宅資金、教育資金、老後資金、この3つを指します。

長期化するコロナ禍。現役世代の仕事とお金をめぐる環境は、見通しの立ちにくい状態がまだ続くと考えられます。

「家計簿は赤字続きで貯蓄ゼロ、老後資金の準備まで手が回らない…」というため息を漏らされるご家庭も少なくないでしょう。

では、すでに年金生活を送られる方が多い70代以上のみなさんは、どのくらい老後資金を蓄えているのでしょうか。また、その蓄え具合は世帯によってどれほど差がありそうでしょうか。

続きを読む

今回は、70代以上・二人以上世帯の貯蓄に関する調査結果から、平均額・中央値、そして貯蓄の分布について見ていきます。

70代以上の貯蓄事情

さいしょに、金融広報中央委員会が公表した、最新版「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年(2020年)調査結果」から、70代以上の金融資産保有額に関するデータをみていきます。

70代以上・二人以上世帯の金融資産保有額

※金融資産を保有していない世帯を含む

  • 平均値:1786万円
  • 中央値:1000万円

70代以上の貯蓄額は、平均値で1786万円、中央値で1000万円という結果が出ています。

※平均値は一部の「極端な値」に引っ張られる傾向がありますので、中央値を参考にされると「実感」により近いでしょう。

次では、70歳以上・二人以上世帯の「金融資産保有金額」の分布をみていきます。平均値・中央値からでは見えない「金額ゾーンごとの割合」を確認してみましょう。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。