中小企業の退職金事情を知る
次に、東京都産業労働局公表の「中小企業の賃金・退職金事情(令和2年(2020年)版)」の調査結果より、中小企業の退職金事情について見ていきます。
なお、同調査は従業員が10人~299人の東京都内の中小企業を対象にしています。その結果によると、「モデル退職金(※)」から見る退職金額は以下のとおりです。
※モデル退職金:卒業後すぐ入社し、普通の能力と成績で勤務した場合の退職金水準
中小企業の退職金(大学卒、自己都合)
勤続10年:113万5000円
勤続15年:214万9000円
勤続20年:353万4000円
勤続25年:524万3000円
勤続30年:705万9000円
中小企業の退職金(大学卒、会社都合)
勤続10年:148万3000円
勤続15年:266万円
勤続20年:425万円
勤続25年:598万円
勤続30年:785万6000円
定年:1118万9000円
中小企業のモデル退職金は定年退職の場合でも1000万円程度のようです。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)