クレジットカード番号盗用の国内・海外別内訳
2014年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(67.3億円)
┗国内・被害額:42.0億円/構成比(62.4%)
┗海外・被害額:25.3億円/構成比(37.6%)
2015年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(72.2億円)
┗国内・被害額:45.7億円/構成比(63.3%)
┗海外・被害額:26.5億円/構成比(36.7%)
2016年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(88.9億円)
┗国内・被害額:54.6億円/構成比(61.4%)
┗海外・被害額:34.3億円/構成比(38.6%)
2017年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(176.7億円)
┗国内・被害額:108.0億円/構成比(61.1%)
┗海外・被害額:68.7億円/構成比(38.9%)
2018年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(187.6億円)
┗国内・被害額:125.2億円/構成比(66.7%)
┗海外・被害額:62.4億円/構成比(33.3%)
2019年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(222.9億円)
┗国内・被害額:152.9億円/構成比(68.8%)
┗海外・被害額:70.0億円/構成比(31.4%)
2020年(1月〜12月):クレジットカード番号盗用(223.6億円)
┗国内・被害額:163.9億円/構成比(73.3%)
┗海外・被害額:59.7億円/構成比(26.7%)
番号盗用被害については、年々増加傾向にあることがわかりました。また、2014年から2020年にかけて国内での被害額が海外の被害額を上回っています。国内の被害額は2017年から大幅に増加し、100億円を超えています。
まとめにかえて
日本クレジット協会の「クレジット関連統計 クレジットカード不正利用被害額の発生状況」によると、クレジットカードの不正利用は偽造被害が海外に多く、番号盗用は国内に多いことがわかりました。
国内、海外ともに、クレジットカード偽造被害の被害額は減っている傾向にありますが、番号盗用については国内での被害額が増えています。
セキュリティに強いクレジットカードを利用することをおすすめします。少しでも参考になれば幸いです。
参考資料
藤原 悠喜