車が“ひとり時間を確保する第3の居場所”に

感染対策として、公共交通機関を使わずマイカーを利用する頻度が高くなってきていますが、車本来の目的である「ドライブ」以外の使い道を見出している人も少なくないようです。

本調査の「クルマを“ひとり時間の確保”のための場所として利用したことがあるか」という質問には、「したことがある」と答えた人が35.1%、「したことはないが、してみたい」という回答は16.1%でした。

つまり、車を「自宅でも職場や学校でもない第3の居場所(サードプレイス)」として、“ひとり時間確保”のために実際に利用した、もしくはしてみたい人が半数はいるということになります。

男女・年代別に回答を見てみると、車をサードプレイスとして利用したことがある人の割合が最も多かったのが40代男性の45%という結果。コロナの影響で在宅勤務になったり、休日に自宅にいる時間が増えたものの、自宅に居場所がない…という現実があるのかもしれません。

「亭主元気で留守がいい」とは昔からよく言われることですが、実際にこんな結果を見ると悲しく感じてしまいます。

食事、昼寝…多様化する車の使い方にも注目

さらに、車を安全な場所に駐停車しているときの車の使い方についての調査結果でも変化が出てきていることがわかりました。

ここでの車の使い方として注目したいのは「飲食」と「シエスタ(昼寝)」の2つです。