【金額が多い層の回答割合トップ3】

  1. 「500万円超~1千万円以下」12.2%(6.7%)
  2. 「1千万円超」12.1%(10.7%)
  3. 「400万円超~500万円以下」7.7%(6.2%)

このように、100万円以下が52.8%と過半数を占める一方で、500万円以上も24.5%と、貯蓄額に二極化の傾向が見られます。

全体の調整平均額(注)は283万円でしたが、前回の調査結果との比較では、前回調査192万円→今回調査 283万円と91万円増加。

調整平均額を年代別でみると、30代では前回調査183万円→今回調査230万円で47万円増加。40代では前回調査202万円→今回調査364万円で162万円の大幅増加になっています。

コロナ禍の外出自粛によって外食や飲み代、旅行等のレジャーにかかるお金が減少した反面、10万円の特別定額給付金の支給があったり、先行きの景気に対する不安からできる限り貯蓄に回したいとする行動が重なって結果的に貯蓄が増えたことが考えられます。

注:ここでは、上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用。

「管理職になってもいい年収」で男女差がくっきり

また、有職者(805人)に、管理職になってもいいと思える年収を聞いたところ、「1,000 万円」(21.4%)に最も多くの回答が集まり、平均は1,033万円でした(図表2参照)。

図表2:管理職になってもいいと思える年収は?

出所:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社調べ