「結婚しない」と決めた30代・40代がお金のために始めたこと

「本当に結婚できるのか自信がないのに、”結婚資金を貯めないといけない”ということをモチベーションにしようと思っていたのが間違いだった」と続けるAさん。

「自分の中で結婚する未来と結婚せずに1人で過ごす未来、どちらが現実的かと考えたときに圧倒的に1人で過ごす未来のほうが現実的だと思えた。そうしたら、貯金についてもかなり切実に考えるようになった」と言います。

不確実な未来に向かってお金を貯めていくのは難しいかもしれません。Aさんはモチベーションの置きどころを現実的な「1人で過ごす未来」に切り替えたことで、貯金を頑張ろうという意欲を維持できるようになったというわけですね。

1人で暮らすマンションを買った

「老後は絶対都会のほうがラクだと思って、1人で過ごすのに合った間取りの小さなマンションを購入。頭金を多めに入れてローンは10年で完済予定。あと5年だから、一応そのあとは住居に関する心配もなし」と話すのは、金融機関勤務の40代女性Bさんです。

「1人で暮らしていく、結婚しない、と決めたのは38歳の頃。婚活も嫌になって独身の友達に相談したら、『別に結婚だけが幸せじゃない』と断言された。既婚者の友達に相談したら、『結婚も出産も幸せになるための選択肢だけど、結婚にも出産にもそれなりにトラブルはある。人生トータルの幸せで考えることが大事で、どうやってこの先自分を幸せにしてあげられるかが問題なんじゃない?』と言われ、なんだか吹っ切れた」と話します。

「そこからは自分を幸せにしてあげるために何ができるだろう、と必死に考えた。それで、幸せの前に、まず将来への不安をなくすことを最優先にしようという結論に達した。色々と調べていくうち、生活の基礎となる住居をしっかり確保することが大事かも、と思うようになった」と教えてくれました。

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。