老後にみんないくらくらい持っているのか
老後に3000万円以上保有している世代は何割くらいあるかをご存じでしょうか。
答えは、約2割です。
この比率が多いか高いかというのは、人によって、世代によって感じ方は変わると思いますが、決してほとんどの世帯が3000万円を老後に向けて保有しているということではないというのはお分かりいただけると思います。
なぜ、3000万円と聞いたかというと、実は老後2000万円問題で「2000万円」という数字で驚かれた方は多いかと思いますが、実はこの数字の前提には様々な要素が漏れています。
- そもそも老後の生活費がカツカツの前提
- 持ち家か賃貸か
- 介護資金が含まれていない
こうした点を考えると、やはり老後に向けて3000万円は準備したいところです。
4月3日は改めて資産形成を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。