裏ワザその2・・・「国民年金基金」に加入する
付加保険料と同じく「国民年金第1号被保険者」または「任意加入被保険者」(65歳以上の方を除く)に該当する方は、「国民年金基金」に加入することができます。
「国民年金基金」は、厚生年金に加入していない自営業者などが、国民年金(老齢基礎年金)に上乗せできる公的な年金制度のこと。
ただし、国民年金基金の保険料に付加保険料相当が含まれているため、国民年金基金と付加年金の併用はできません。
参考:「国民年金基金連合会」
裏ワザその3・・・自分で作る年金「iDeco」
最後にご紹介するのは、iDeCo(個人型確定拠出年金)。自分自身で年金を準備するための制度です。
毎月の拠出額や加入条件は人によって異なりますが、iDeCoのメリットは以下の税制優遇措置といえます。
- 掛けたお金が全額所得控除の対象となる。これにより所得税や住民税が軽減される。
- 運用益が非課税になる。通常運用で出た利益には約20%が課税されるが、iDeCoで運用して出た利益は非課税になる。
- 受給年齢に到達した時に受け取る際にも所得控除が受けられる。
iDeCoのデメリットとしては、「60歳までは原則お金を引き出せない」「開始年齢が遅くなると運用益が思うほど出ない」という点などが挙げられるでしょう。
iDeCoの利用を検討される場合は、できるだけ若いうちに開始されることをおすすめします。
参考:iDeCo公式サイト