節約好きが陥るワナその4:お金を使わないことに執着する

節約好きな人はなるべく出費をおさえたいと考えています。

当然だと思いますし、無駄な出費はする必要ありません。

しかしながら、私たちが日常生活をする上ではある程度の出費はつきものです。お金を使わないことにこだわってばかりいると、人間関係や大切なものまで削られかねません。

例えば、人付き合いなどは注意した方がよさそうです。節約にばかり意識があると人は離れていきます。

自分にとって浪費となるような気が乗らない飲み会などに参加する必要はありませんが、自分にとって有益な時間になるのであれば参加したほうがいいですよね。

費用対効果も考えましょう。交通費などは小さな出費の良い例です。出費が少なくて済む交通手段は安くて済みますが、その分多くの時間を要します。

コスト削減により、増えた移動時間で有意義なことができたかもしれません。

お金の出費にばかり意識が向きすぎると、他にもっと大切にすべきものへの視点が抜けやすくなるものです。

まとめにかえて

節約することは大切なことです。しかし、目先のことにこだわり過ぎるばかりにその裏ではもっと大切なものを失っているかもしれません。

節約はあくまでひとつの結果です。節約自体が目的となる行動はおすすめできません。

ご自分の節約は行き過ぎていないか、いちど見直してみましょう。

また家計全体の見直しは、お金のプロを頼ってみると思いがけない節約につながることもあります。

活用してみることを、ぜひおすすめします。

参考資料