失敗しない資産運用の考え方その3:分散投資をする
短期、中期、長期とお金を振り分けたら、次はそれぞれどのように運用していくかです。
資産運用をする際には分散という考え方を取り入れていきましょう。
金融商品の種類は豊富ですから、初めて資産運用をする人は、投資信託の考え方を取り入れると良いでしょう。
投資信託とは、言うならば、個人や法人からお金を集めて大きなお金のプールをつくり、そのお金をプロの目利きで分散投資をしてもらい、運用成果を分配するというものです。
投資信託で出来る分散とは以下のようなものになります。
地域の分散
国内、海外、先進国、新興国など
海外や先進国のカテゴリーでも日本を含むものと含まないものがあります。
資産の分散
株式、債券、商品、不動産など
投資の経験が浅い人ですと、どれに投資して良いかわからないということもあると思います。そのような場合にはぜひIFAやFPと呼ばれるお金のプロに相談してみることをおすすめします。
時間の分散
毎日、毎月など。
自分で安い買い時を狙って一気に投資するのはお薦めしません。安かったか高かったかは後にならないとわからないからです。同じ予算を一定のペースでコツコツと投資していきましょう。こうすることで安い時は沢山買えて、高い時は買える範囲でしか買わないので、結果として割高で買うことが少なくなります。