それほどハードルが高いと感じていた筆者も、周囲の勧めもあり、「自分はもうプロに相談する段階まできている」と気付き、法テラスへ赴きました。
離婚は他者に相談しにくいものですが、可能であれば信頼できる人に話してみることをおすすめします。すると、自分では見えにくくなっている状況であっても、第三者から「それなら、すぐにプロに相談した方がいいよ」といったアドバイスが貰えることもあるのです。
うまく話せる? 服装は? 子連れでも平気?
第三者からアドバイスされた後、筆者は無料で法律相談ができる法テラスを利用しました。
無料とはいえ、やはりそこは弁護士なので敷居が高く感じるもの。初回は「何を着ていったらいいの?」「うまく話せるかな?」「子連れでも大丈夫?」と細かなことがいくつも気になり、不安でいっぱいでした。
実際に相談に行くと、服装に決まりがあるわけではないですし、子連れでも相談ができました。うまく話をしなければと意気込んでもいましたが、丁寧な対応と話しやすい雰囲気で会話は進みます。予め聞きたい内容をメモしていったのは役に立ちました。
相談することで、離婚に関するさまざまなこと…たとえば子どもや家、仕事、お金のことなどに対して、漠然と抱えていた不安も減りました。
相談後に振り返ってみると、今までは漠然とした大きな不安にのみこまれ、悩んだりストレスを感じていた時間が長かったように思います。相談することで「具体的に何を考え、何を考えなくてもいいか」が分かったのはありがたく思いました。