低迷から一転、しまむらが増収増益へ。コロナで訪れた転機

Koshiro K / Shutterstock.com

2010年代半ば、「安くおしゃれな服が見つかる店」としてオシャレ女子たちが押し寄せた「ファッションセンター しまむら」。近年は業績が低迷を続け、客離れが噂されていました。

しかし、昨年の春、新型コロナの影響で3〜5月に売上高2桁減を記録した後、6月には127%に急回復。それ以降、“第2波”に見舞われた8月を除き、前年超えを毎月度キープしたまま2021年2月期を走り抜きました。

その「しまむら」を運営する株式会社しまむら(8227)は、2021年2月期決算で増収増益を見込んでいます。復活の背景には何があるのか、そして、この勢いはこの先も続くものなのでしょうか?

続きを読む

伸び悩みが続いていた近年の「しまむら」

アパレル業界も、新型コロナの影響で全体的に冷え込んでいる業界の一つです。「ユニクロ」のファーストリテイリング(9983)ですら、2020年8月期は後半でコロナの影響を受け減収減益となりました。

しまむらの場合はコロナ禍以前から、店舗数が増えているにもかかわらず総売上高が伸び悩んでいました。とはいえ、低迷しながらも、しまむらはメイン事業「ファッションセンター しまむら」を回復させる道筋を徐々に準備していたようです。そこへコロナ禍という商機が訪れたのではないでしょうか。

次にその道筋を、しまむらの事業の概要と業績の推移を追いながら、確認してみましょう。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者

化学メーカー勤務の研究開発職。総合化学専攻 修士。平日は研究に没頭し、休日は資格を活かした副業と株式投資を行う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」「株の窓口」に寄稿。ファイナンシャルプランナー2級、簿記2級。株式投資歴6年、趣味は街歩きと読書。